プロフィール
瀬戸子供太鼓こまいぬ座は、陶器の街で有名な愛知県瀬戸市を中心に活動している団体です。
「瀬戸に生まれ育つ子供達が、故郷瀬戸を心から愛し、すすんで瀬戸の街づくりに参加してほしい」そんな願いで平成3年3月、瀬戸子供太鼓こまいぬ座は結成されました。
瀬戸市の深川神社にある国指定文化財(旧国宝)の加藤四郎左衛門景正の作と言い伝えられている「狛犬」より名を受け、瀬戸市周辺の子供たちを中心に、小・中学生のみで構成されています。時代を担う子供たちが、和太鼓を通して地域に目を向け、街づくりに参加できるように、また、学年や学校を超えた交流による人づくりを目指しています。
瀬戸らしく陶器の太鼓を制作・演奏し、瀬戸のやきもの1300年の歴史を物語る4部作「瀬戸川太鼓」、オーケストラ風に演奏する和太鼓組曲「海上の森」、瀬戸の民話をもとに製作された「おろちの花川」など、オリジナル曲にも取り組み、練習に励んでいます。
地域のお祭りや幼稚園、老人ホームなどで年40回ほどの演奏をこなし、年に1度、定期演奏会を開催し、皆様に子供達の成長を見、聴いていただいています。昨年は25周年記念演会にたくさんの方が足を運んでくださり、暖かい言葉をかけていただき、子供達もとても励みになりました。
国内はもとより海外(フランス・イギリス・ポルトガル・ドイツ・シンガポール・チュニジア・韓国・中国・台湾・イタリア)でも演奏し、草の根文化交流につとめています。2005年の「愛・地球博」では、国内最大級の陶製和太鼓による演奏会を含め、計30回ほど出演・演奏しました。
また、伊勢神宮の式年遷宮においても過去2回、演奏させていただくことが出来、子供たちも貴重な体験が出来ました。今後も地域に密着し、皆様に愛される団体でいられるよう、練習に励んでいます。